9月 28日

温暖化対策だけでなく都市にうるおいを与える屋上緑化

温暖化排出ガスの軽減

ビルのひしめく都市には、土地利用の高度化のためにどうしても緑が少なくなります。屋上緑化は、ビルの屋上を使って少しでも温暖化防止や生物の多様性に貢献しようとする施策の一つで、官民一体となって取り組みがなされています。とはいえ土壌や樹木を屋上に上げたりする工事作業費や建築物の強度のために思うような面積の緑地がとれないといった様々な問題があり、普及があまり進まないといった事実もあります。屋上緑化に使われる植物は荷重を考慮して花や草類が多く植えられいています。これらの二酸化炭素吸収力は年間1平方メートル当り、約0.23kg 炭素といわれており、森や林に比べるとわずかな数値ですが何も施されないコンクリートの面より二酸化炭素削減の効果が見込まれています。また緑化によって建物の温度上昇を抑える効果も期待されており、エアコンの使用を控える省エネに貢献できると考えられています。

人にうるおいを与える

殺伐としたビル街でも、緑が見られれば人は多少なりとも安らぎやうるおいを感覚的に得ることができます。屋上緑化は大きな樹木は育てられないものの、日影を作れる程度の樹木や花、草木なら育てていくことができます。緑地の管理をビルの住民やテナントに順番に依頼して手伝ってもらう方法もビルに愛着をもってもらうひとつの方法でしょう。人ばかりでなく昆虫や鳥などの生物の憩いの場所となるビオトープ化もあわせて考えられるので、屋上緑化は取り組みたい温暖化対策の一つです。

屋上緑化は、建物の屋上のスペースに木や草花を植えることで景観が良くなるだけでなく、地球温暖化を防いだり、節電や省エネの効果もあります。